2 子宮血流との関連
 降圧効果を重視するあまり血圧を下げすぎると,それまでかろうじて維持されていた子宮血流のバランスの破綻が起こり, 児心音に変化をもたらす場合がある.
『Williams産科学』には,ヒドララジンの頻回投与により血圧が急激に低下した結果,胎児徐脈が認められた症例が報告されている343).同様の変化はメチルドパやニフェジピンでもみられる.降圧薬投与開始あるいは増量をする際には血圧の詳細な観察を必要とする.
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心疾患患者の妊娠・出産の適応、管理に関するガイドライン(2010年改訂版)
Guidelines for Indication and Management of Pregnancy and Delivery in Women with Heart Disease (JCS 2010)